子丑天中殺

天中殺(空亡)は十干と十二支で作る干支で、その数が違うために「干」のない十二支が2つ発生し、その2つの年・月・日・時間が天中殺にあたるというもの。

子丑が天中殺の人は、この2つの支が象徴するものに欠けるということになります。子丑は父親や上司などを表しているので、父親と縁が薄かったり、うまく付き合えなかったり、意思が通じにくい、よい上司に恵まれなかったりします。

しかし、その分、子丑の対局にある午未が後押ししてくれるエネルギーを得られます。初代運もあるので、自分で新しいことを始めると、よい部下や助けてくれる人に恵まれます。ゼロ(無)から何か(有)を生み出す力を持っています。

苦労なく親の会社に入るとか、家業を継ぐのはあまりうまくいきません。企業に就職した場合でもそこでスキルを習得したら、早めに起業・独立すると楽しい人生を送ることができます。目上の人の援助が得にくいので、自力で頑張らねばならないことも多いですが、部下や手助けしてくれる人には恵まれるので、中年以降、努力が実を結んできます。

どうしても、親の会社や家業を継がなければならない場合、継ぎたい場合は、自分の部下となった人たちを大切にし、新しいプロジェクトを始めたり、違う分野へ展開したりすると成功しやすいです。

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