カード(デッキ)

四柱推命は予め決まっている運勢を自分で読み解くものですが、個々の仕事や、人間関係、選択の判断の「助言」的なものが欲しいと思った時に、使えるのがタロットカードやオラクルカードです。

この度、きらら舎魔法部を新しく立ち上げたので、カードリーディングはそちらに移植しています。

以下、前に書いた記事はそのまま残しておきますが、オラクルカードやルノルマンカードの説明や展開も「きらら舎魔法部」でしているので、そちらをご参照くださいね。

>>きらら舎魔法部

ただし、ある程度リーディングの経験を積まないうちに他人のリーディングを始めて、人生を狂わせてしまった人を知っているので、いくつかの注意点も合わせておはなしします。

まずはカード(デッキ)を買いましょう

いろいろなカードが販売されていますが、本来はその図案に意味があります。一番最初は「ライダーウエイト版」と呼ばれるカードを使うとよいと思います。

ライダーウエイト版をリーディングの練習として使いながら、次には図案のお気に入りのものをあつめていきましょう。ライダーウエイト版でメインの占いをしながら、他のカードをオラクルカードとして、もう少し助言が欲しいなという時に使ったりすることができます。

ライダーウエイト版

ライダーウエイト版

正式名称:ライダー・ウェイト・スミス・タロット(Rider-Waite-Smith Tarot)

制作年:1909年 発行元:ライダー社(イギリス)

考案者:アーサー・エドワード・ウェイト(A.E. Waite)

イラストレーター:パメラ・コールマン・スミス(Pamela Colman Smith)

構成:78枚(大アルカナ22枚+小アルカナ56枚)


タロットカード(タロットデッキ)には図案に意味があります。ウエイト版を考案したアーサー・エドワード・ウェイト(Arthur Edward Waite, 1857-1942)とはどんな人だったのでしょう。


アーサー・エドワード・ウェイトは、イギリスの神秘主義者、オカルト研究家、作家です。

1857年アメリカのブルックリンで生まれ、幼少期にイギリスへ移住、父親が早くに他界し、母親とともにロンドンで育ちました。
正式な大学教育は受けていませんが、独学でオカルティズム、神秘学、カバラ、錬金術、キリスト教神秘主義などを研究し、1891年に「黄金の夜明け団」へ加入しました。

「黄金の夜明け団」というのは19世紀後半のイギリスにおける秘密結社で、西洋魔術やカバラ、占星術、タロット、エノク語魔術を体系化した団体です。ウェイトは団内で昇進し、神秘的な知識を体系化する重要人物となりました。しかし、団内の内紛をきっかけに1903年に独自の団体「聖黄金の夜明け団(The Holy Order of the Golden Dawn)」を設立しました。


フリーメイソンには1901年に入会し、さまざまなメイソン系の団体に関わり、フリーメイソンの象徴や儀式の研究を行いました。

1909年、ウェイトはライダー社の依頼を受けて新しいタロットデッキを制作しました。それまでのタロット(特にマルセイユ版)は、小アルカナが単なる記号的なデザインだったのに対し、ライダー・ウェイト版は物語性のある絵柄を取り入れました。これによってリーディングの際により多くのインスピレーションが湧くことになります。
「ウェイト版タロット」は後に世界で最も普及したタロットカードとなりました。

>> ウエイト版を購入する


キルケカード CIRCE CARD

キルケ(CIRCE) とは、ギリシャ神話の魔女「キルケ(Circe)」のこと。​ファビオ・ヴィジンティン(Fabio Visintin)氏が監修し、ピエルルイジ・セッラ(Pierluigi Serra)氏がイラストを手掛けたタロットデッキです。

​このデッキは、ホメロスの叙事詩『オデュッセイア』に登場する魔女キルケの視点から物語を描いており、

デッキ:78枚のカード

カードサイズ:64 x 121mm

個性的なイラストが美しいデッキなので飾っても素敵です。

ただし、縁の赤色が落ちやすいので白い布や服などに付着しないようにご注意ください。

最初にティッシュでこすって落としておくとよいでしょう。

>>キルケカードを購入する

カテゴリー: 基礎知識 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です