マインドセラピーと自己啓発

わたしが20代前半の頃、世界はニューエイジ―ブームでした。頻繁に立ち寄った池袋の三省堂には特別なコーナーが設けられていて、エドガーケイシーやシャーリーマクレーンの本が平積みされていて、怪しげなタイトルの本たちもたくさん出回っていました。

友人たちの中には、自己啓発セミナーに参加している人もいて、人格が変わったように思えた人がいたり、内容を教えてもらったり、それに傾倒しまくっている姿を見て、違和感を覚えていました。

やがて、石を扱うようになりました。最初の頃はまだ健全でした。鏡リュウジさんの著書にある石のパワーについては、特に違和感なく。そもそも、人間が宝石を身に着けるきっかけは装飾と同時に「お守り」であったと思うし、ネイティヴアメリカの人たちに伝わる「友だちの石を持つ」という考えも好きでした。

しかし、ある時、石の浄化方法を添えずに石を売るのは無責任だというクレームがきました。ある時は、浄化用のツールを扱わないかという業者が来ました。またある時は、うちで買った水晶を特別な名前を付けて10倍の価格で販売している人がいました。

石の表面に現れた蝕像を、単純に化学的な蝕像とするか、神様からのメッセージと捉えるかは個人の自由ですが、それがあり得ない価格に反映されてしまうことに、反発を覚えました。

ここまで、生きていると、いろいろな人と出会いました。霊が見える友だちもしましたし、オーラやチャクラの色がわかる知り合いもいました。しかし、中には胡散臭い人も多くいました。

それで、それらから長い間距離をとっていました。

ただ、自分でも不思議な体験を多くしており、オーラもわずかですが見えます。そこで、本当のことを知るために、マインドセラピスト的な講座を受講し始めました。テクニックだけを学ぶものではなかったので。

それでも、やっぱりスピリチュアル的なことに対するアレルギーは消えません。信じていないわけではなく(実際に体験しているので、信じているほうが多いです)、単純に、この辺りに存在する「胡散臭い」人が気になるわけです。

でも、わたしが、自分の体験や講座で学んだものをみなさんへ伝えることにしました。幸い、薬草の勉強もしています。四柱推命については、それをもとに自分で読み解いてもらうサポートをしようと決めたように、こちらの案件については。もう少し訓練を積んでから、実際に自分で自分のオーラを見る方法と練習をしたりしようかなと思っています。

自分のオーラは9割の人が見えると思います。そもそも、可視光はわずかで見ることができないもののほうが多いんです。見えない赤外線でTVの電源を入れることができ、エアコンの温度を変えることができます。

そんなことをお話しながら、リモートサロンでオーラを見る練習などをしていきましょう。

見えないものを見えるといって脅かしたり、根拠のないことをまことしやかに発言するのではなく、「根拠」を提示しながら、一緒に考えていきたいと思っています。

実は高校時代、タロットカードをやっていました(いったい、おまえは何をやってるんだ・・・笑)。その美しさもあり、クラスメイトが蒐集していてリーディングもやっていたためです。

でもね。彼のカードリーディング。先入観なく淡々とカードの意味を解説するんです。本に書いてあることを読むんです。自分の言葉ではなく、相手に合わせもせず・・・すると、それを聴いて、占ってもらっている子が、それを自分で自分に落とし込んで読み解いていくんです。ある時は、「それはちょっと都合のいい解釈じゃない?」と補佐のカードを引いてみたりしていましたが、大抵は本人が自分で理解していました。このスタンスは好きです。

・・・と、いうことで、これから、いろいろなことを始めていくかと思いますが、気に入っていただけるものがあれば、よろしくお付き合いください。

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